2015年9月30日

もの凄い疾走感で引っ張られていく 『知らない映画のサントラを聴く』


とにかくもう、もの凄い疾走感で引っ張られていく。カバーイラストはラノベ調で、文章全体からもそういう雰囲気は漂うのだが、言葉の選び方、ストーリーの運び方、登場人物の人数や設定などが絶妙で、読後感もスッキリのとした良い小説だった。

恋愛小説とは銘打ってあるが、俺はほろ苦さと切なさを含んだ青春小説に感じられた。騙されたと思って読んでみて欲しいくらい、お勧め。

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