2015年3月16日

ふがいない僕は空を見た


世の中にある面白い本の数と、自分の残りの人生の時間が釣り合っていない、どうしたって足りない気がする。そんなことを改めて感じさせられた一冊。

少し独特の長短織り交ぜた文体が、わざとらしさもなく、リズム感よく並び、ふと気づくと作者の描く世界に引き込まれている。R-18文学賞を受賞している本書は、女性が読むとなお面白いのかもしれないが、男が読んでも時どき下半身が疼くような描写があり、ついつい周りを気にしてしまった。

Amazonの購入履歴を見ると、平成25年4月に買っていた。2年近く待機させちまったか……。同じ作者の本を何冊か買ってみる予定。

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