現役の呼吸器内科医であり、日本癌学会・日本臨床腫瘍学会の評議員(本書発行の2009年時点)でもある里見清一先生による本。鋭すぎる舌鋒とシニカルな言い回しに、ところどころ思わずプッと吹き出してしまいつつも、全体的には臨床現場で働く医師として頷けることが多かった。
各章のタイトルだけを見ても、読んでみたくなること請け合いである。以下、羅列してみる。
・患者さま撲滅運動
・消えてなくなれセカンドオピニオン
・「有力者の紹介」は有難迷惑
・安楽死を人殺し扱いしないでくれ
・ホスピスケアはハッピーエンドか
・最期は自ら決められるものなのか
・「病院ランキング」は有害である
・「告知」の無責任
・○○すると癌になるというインチキ
・間違いだらけの癌闘病記
・インフォームドコンセントハラスメント
・癌の「最先端治療」はどこまで信用できるか
・贈り物は喜んで受け取るべきである
個人的に、本文中に出てくる、
「人情は、『倫理』や規則よりも上位である」
という一文に大賛成。
さっと読めるわりに中身はしっかりしていて面白い、お勧めの一冊。
各章のタイトルだけを見ても、読んでみたくなること請け合いである。以下、羅列してみる。
・患者さま撲滅運動
・消えてなくなれセカンドオピニオン
・「有力者の紹介」は有難迷惑
・安楽死を人殺し扱いしないでくれ
・ホスピスケアはハッピーエンドか
・最期は自ら決められるものなのか
・「病院ランキング」は有害である
・「告知」の無責任
・○○すると癌になるというインチキ
・間違いだらけの癌闘病記
・インフォームドコンセントハラスメント
・癌の「最先端治療」はどこまで信用できるか
・贈り物は喜んで受け取るべきである
個人的に、本文中に出てくる、
「人情は、『倫理』や規則よりも上位である」
という一文に大賛成。
さっと読めるわりに中身はしっかりしていて面白い、お勧めの一冊。