2014年5月8日

「地震なんかないよ!」に怒る人たち、耐性が低すぎやしないかい!?

NHKのカメラに向かって「地震なんかないよ!」と言った女性に対して、俺は歩きタバコ以外は怒る気にならない。騒動になった後に名乗り出たのを「売名」と揶揄する人もいるが、彼女は芸能人なのだから、針穴のような小さなチャンスでも見つけて売名するのが仕事だろう。たとえそれが酔った挙句の醜態であってもだ。逆にここで売名活動しないようなら、芸能人としての芽はないんじゃなかろうか。

「この地震ではけが人も出たのに不謹慎だ」と批難する人もいるが、考えるまでもなく、あの時点で彼女が「けが人がいる」なんて知るはずがない。後から分かった事実をもとに「不謹慎だ」と責めるなんて、他人に予知能力を求めすぎ。

「公共放送への迷惑行為」と責める人も見かけたが、それを言って良いのはきちんと受信料を納めている人だけだ。自らが受信料不払いという「公共放送への迷惑行為」をしながらそう批難するのはオカシイ。また自分は受信料を払っているからと胸を張って批難するとしても、それは彼女ではなく、彼女を映し続けたカメラマンを対象にすべきだろう。彼女はカメラの前に無理やり割り込んだわけではなく、カメラマンが無断で彼女の私生活を映したのだから。

「地震なんかないよ!」というのは悪ノリか、酔っていて本当に気づかなかったか、いずれにしても悪意はない。それよりは、こんなことくらいで怒る人のほうが気になってしまう。皆さん、あまりにも耐性が低すぎやしないかい!?

動画を観たい人はコチラで。

<参考ニュース>
NHK中継で「地震なんかないよ!」と叫んだ女性、ネットで名乗り出る 「きちんと説明したい」と質問受け付け

蛇足だが、「路上でキスしている、ビッチだ」という、発言者の生活が垣間見えるような哀しくもズレた批判がある。ところが、動画を何回確かめても、キスしているようには見えない。距離的に無理じゃないかな?


<本人のブログ>
5月5日早朝に起こった地震のNHK地震速報の件について

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