2014年2月18日

レーズスフェント興亡記

レーズスフェント興亡記(上)
中世ヨーロッパを舞台にした、なんとSF小説。小川一水はSF小説家だと思っていて、この本を買う時には小川にしては珍しい歴史小説かなと思っていた。読んでみたら、歴史とSFをうまく織り交ぜてあり、文句なく面白かったけれど、中身に文句がないわけじゃない。こんなに魅力的な話をあっさりと展開させすぎじゃないのか!? できればもう少し厚めの本で、かつ上中下巻に分かれるくらいにしても良かった気がする。それくらいに、様々な人物に味わいがあって好感が持てて、彼らの活躍をもっと見たかったと思ったのだ。

さすが小川一水。蔵書決定。

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