特許を題材にした国際経済小説。舞台は1990年後半で経済小説として読むにはやや古い気もするが、全体を通してみるとそこまで古臭さを感じないのは、さすが評判が高いだけのことはある。前半やや退屈なのかと思わせつつ、少し読み進めればどんどん面白くなり、終盤ではそれぞれの思惑が1ヶ所に集まってちょっとしたスパイ小説という感じになる。苦手な群像劇ではあったが違和感なく楽しめた。
こういうのが好きな人にはお勧めだが、経済小説なんか読む気もしないという人には退屈かもしれない。
とはいえ図書館寄贈。
1人がHIV感染=献血血液で60代男性-輸血後、検査で陽性・日赤
エイズウイルス(HIV)に感染した献血者の血液が、日本赤十字社の検査をすり抜けて患者2人に輸血されていた問題で、輸血を受けた60代男性がHIVに感染していたことが26日、明らかになった。輸血後の抗体検査で陽性の結果が出た。厚生労働省の委員会で日本赤十字社が報告した。もう1人の感染の有無は不明。
検査をすり抜けた血液の輸血によるHIV感染が判明するのは2003年以来で、04年に日赤が検査精度を高めてからは初めて。
日赤によると、輸血された2人のうち、慢性消化器疾患を患う60代男性は、10月に持病の手術を行った際、新鮮凍結血漿(けっしょう)製剤を輸血された。輸血前の検査では陰性だったが、今月に行った抗体検査で陽性反応が出た。
もう1人は2月に赤血球製剤を投与された。本人と連絡が取れており、詳しい検査を行う。
献血をしたのは40代の日本人男性。今年2月に献血した際、6カ月以内に同性との性交渉があったが、申告していなかった。
その後11月に献血した際に、採取した血液の検査で感染が判明。日赤が過去の献血歴を調査し、2月の献血の保管検体についてより精度の高い検査をした結果、HIV感染が判明した。
HIVの感染から約1カ月半は、血中のウイルスが少なく、検査で検出されない期間(ウインドー期間)とされる。2月の献血は同期間中だったため、検査をすり抜けたとみられる。この男性は2月より前にも3回献血していたが、日赤は、いずれも感染前で問題はないとみている。(2013/11/26-19:22)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013112600551
「福祉から連絡がきて、なるべくジェネリックにしてくれって言われたんですけど!!」とブリブリ怒っている生活保護の人がいる一方で、「薬代が高いからジェネリックにしてもらえませんか?」と恐る恐る尋ねてくる非生活保護の人がいる。この構図、歪んでるぞ!!
— いちは (@Willway_ER) 2013, 11月 16
良くない。今日、動物病院に連れて行った。採血しようとしたが、極度の脱水であまり採取できず。それでもなんとか採った数滴で、極度の貧血が判明。犬のヘモグロビンの正常は8-12、太郎は5弱。ヘマトクリットの正常は、37-55、太郎は13くらい。極度の脱水で血液が濃縮されていることを考えると、実際の数字はもっと低いのだと思う。あの時にも感じたが、斜視でブサイク顔になったとしても、失明したとしても、それは太郎の人生(犬生?)、運命のようなものであり、太郎には受け容れてもらうしかない。
貧血の原因はいくつか考えられるらしい。ただ「数日間ご飯食べなかったから」というレベルの貧血ではない。バベシアというダニが介してうつる病気がある。非常に怖い病気で、この可能性がある。ただ、明らかなダニの寄生は確認できでいない。血液標本で調べてもらっているところ。それから、先天的な理由、例えば再生不良性貧血などの可能性。獣医さんも、決して明るい展望は仰らなかった。人間の病院で、家族が告知を受ける時は、こういう気持ちなのかと感じた。病状説明する獣医さんの苦心が、同業者なだけによく分かった。
結論としては、五分五分より悪いのかもしれない。太郎は、甘噛みすることなく、俺の腕を舐めてくる。表情も暗い。動物にどれくらいの感情があるのか分からないし、彼らの気持ちを擬人化して考えるのは好きじゃないので、飼い主としてはなるべく冷静に日々を送ろうと思う。素っ気ないかもしれないけれど、そういう飼い主に出会ったのも太郎の運命。病気になったのか、もともと病気を持っていたのか。それは分からないけれど、今こうなっているのも太郎の運命。今こうして、暗澹たる気持ちで日記書くのが、俺の運命。
願わくば、この先も一人と一匹の生活が続き、老犬の介護の大変さをブログに綴る運命であって欲しい。
ダウン症の出生前検査は、結果によってどうするのかを事前に徹底的に話し合っておくべきで、そういう大切なことを決めないうちに検査を受けることは絶対にしてはいけない。検査が簡単になればなるほど、気軽な気持ちで受けて後で揉めるというケースが増えるだろう。
— いちは (@Willway_ER) October 25, 2013
検査結果の伝え方は大事で、例えば出生前検査の結果について「10人中8人がダウン症です」と「1万人中2000人はダウン症ではありません」では印象が全然違う。患者の立場からすると、医師の伝え方一つで、印象や今後の選択を操作される可能性があることは知っておいたほうが良い。
— いちは (@Willway_ER) October 30, 2013