2013年5月1日

仮想儀礼

仮想儀礼〈上〉
仮想儀礼〈下〉
同じ作者の『夏の災厄』を読んで、なかなか面白かったので「好きな作家」に入れるかどうかの判断を保留していたが、今回このボリュームたっぷりの本書を読んで、重松清さんに次ぐ好きな作家にノミネート。それくらいに面白かった。魂が吸い寄せられる読書というのを久しぶりに体験した。ほとんどすべての空き時間を本書に捧げてしまい、仕事と家の中のことをやる中で数日間で読み終えてしまうほどのめり込んだ。学生時代なら「徹夜小説」になっていたこと間違いなし。

内容は敢えて細かくは書くまい。とにかく先入観なしで読み始めて欲しい。

2 件のコメント:

  1. 初めまして。
    篠田節子は、坂東眞砂子と並んで好きな作家の1人です。
    篠田は他に弥勒やゴサインタンなども面白いと思います。

    ちなみに坂東は旅涯ての地が傑作です。

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    1. >香蕗さん
      坂東眞砂子は読んだことはないのですが、以前に子猫殺しが話題になって以来、なんだか手を出したくない作家になってしまいました……。作品と人間性は別だと分かってはいるのですが^_^;
      でも図書館で探してチャレンジしてみます!

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