原作では、農場の後に刑務所に辿りつく。シーズン2でそこまで行くかと思ったら遅々として話が進まず、「もしかしたら刑務所シーンはスケールがデカくて映像化が無理なのかな」と思ったが、6巻の最後の最後でそれらしき建物が出てきたので、刑務所以降はシーズン3なのだろう。
原作では主人公リックがどんどん独善的になっていくのだが、ドラマ版では人間の負の一面をリックの親友ショーンが担っていた。それもついに登場人物整理に追いやられてしまって……、そのかわり、という感じで6巻の最後で一気にリックが独善的になってしまう……、あぁ、雑だ。
ところで、シーズン2の4-6巻を通して、リックの妻であるローリ、この女にもまたイライラさせられてしまった。世紀末的な世界でこういう奴がいたら、きっとチームは滅びる。
いやー、原作と比べるとなんだかヘンテコな展開になってきた『ウォーキング・デッド シーズン2』。シーズン3で盛り返すのか、それとも萎むのか。原作も読んでいるファンとしては、ちょっと期待ハズレなシーズン2だっただけに、シーズン3が不安である。
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